|
|
材料を用意します。
・新しいフイルム
・失敗フィルム
・マッチ箱
・黒ビニールテープ
・1.5cm角くらいの銅板(厚さ0.1mm)
フィルム、マッチ、ビニールテープは100円ショップで手に入ります。
銅板は、クラフト店で15cm×20cmで500円くらいでしたが、お手軽なところでアルミ箔や、アルミ缶を切ったものでもいいです。
|
|
|
マッチ箱をばらして内箱に窓を開けてフレームにします。
フレームの形や大きさはお好みで真四角なんかにしてもいいですが、幅いっぱいにとると、広角で両脇が流れたようなピンホールらしい写真が撮れて面白いです。
窓を開けたら内側を太マジックで黒く塗ります。
箱が重なる部分や糊付け部分は塗らなくていいです。
|
|
|
外箱に対角線を引き、ピンホール窓を開ける場所を決めて、カッターで5~10mm角に切り抜きます。
|
|
|
銅板にピンで穴を開けます。
本などを見るとまち針で開けるのですが、銅板が硬くて刺さらなかったので、私はこのピンを使って開けました。
ブスッと刺してしまったのでは穴が大きすぎるので、プチッの「プ」くらいで止めるのがコツです。
穴が開いたらヤスリでこすってバリを取ります。
0.2mm~0.3mmくらいの穴になるといいようですが、私は測れるものを持っていないのでこの穴の大きさは不明です。
この穴をデジカメで撮ってみて初めて、平らでないし、肝心の部分にヤスリがかかってなくてバリも残っているのが判明しました・・・。
お手本にならなくてすいませんです。
でも、こんな穴でも写真は撮れるという見本に載せておきます。
銅板の内側になる方を黒く塗って(穴のすぐ際は塗ると厚みが出るので塗らないようにします)、ビニールテープで外箱に内側から貼り付けます。
銅板自体は斜めになってもいいのですが、穴が2本の対角線の交わる場所にくるようにします。
失敗フィルムを15cmくらい残して切ります。
それを外箱に通して、先端を切った新しいフィルムをセロハンテープでつなぎます。
この時に注意するのはフィルムの表裏を間違えないことです。
フィルムの丸まった内側がピンホールに向くようにします。
また、普通のカメラは左から右へフィルムが巻かれていくのですがこのカメラでは逆になっていて、この写真では向かって右側が新しいフィルムになっています。
というのは、フィルム回しのネジのサイズが出っ張ってない方にぴったりなのと、反対につけると回す方向も反対になってネジがナットからはずれてしまうからです。 |
|
|
|
|
|
|
フィルム回しに使ったものです。ネジ(っていうんでしょうか?名前がわかりません・・・)の太さは10mmです。
ホームセンターなどを物色すれば、もっとぴったりのものが見つかりそうです。
この写真にはありませんが、ナットにはどれくらい回したかわかるようにマジックで印をつけておきます。
|
|
|
内箱をセットして、フィルムのたるみを巻きます。 |
|
|
左右でフィルムの上下が逆になるために、カメラを立てたとき傾きます。
そこで、高さの足りない方に紙を丸めたものを入れて調節します。 |
|
|
光が漏れないようにマッチ箱とフィルムの間をビニールテープでしっかりと貼ります。
せっかくいい穴ができても、光が漏れたら写真は台無しですので念入りに。
ピンホール部にもビニールテープを貼ってシャッターにして出来上がりです。
|